商品企画を通じてANAのファンを増やし、
「あったらいいな」を形にする
PROFILE
小林 あい
eマーケティング事業部
総合職
文学部卒
2013年新卒入社
2013年入社。一般職として事務系業務からキャリアをスタート。そこで培った知見と経験を活かし、総合職へ転換。現在は、ANA公式ECサイト「ANAショッピング A-style」におけるグルメ・ワインの商品開発およびANA STORE@SKYサイトの運営管理を担当。商品の仕入れから価格設計、販売までを一貫して担うMD(マーチャンダイジング)業務に携わる。旅が大好きで「飛行機が飛んでいる場所すべてに行く」ことが夢。
SUMMARY
- 事務系業務からキャリアをスタートし、ECサイトの運営統括へ
- グルメ・ワインなどの商品開発を通じて、顧客の声を形にする企画を推進
- 著名人とのコラボ商品やANAオリジナルマスクなど、ヒット企画を実現
- コロナ禍でお客さまの“ANA愛”に触れ、商品企画への使命感を強める
入社動機
「旅が人生を広げる」
学生時代の経験が原点に
「世界史で学んだ国を自分の目で確かめたい」と、学生時代は約30カ国を旅しました。卒業旅行で訪れたモロッコでは、サハラ砂漠の星空が夜を昼のように照らす光景に圧倒され、「旅が人生を広げる」ことを実感。そんな経験から、旅や空港、飛行機に関わる仕事を志望するようになりました。
企業研究を通じて全日空商事を知り、高校時代の先輩を頼ってOG訪問へ。商社ならではの多岐にわたる事業フィールドに魅力を感じたことはもちろん、上下関係に縛られないフランクな社風に触れて、この会社なら自分らしく挑戦できると確信。第一志望として入社を決めました。
事務から商品開発へ
「好き」から広がった
新たなキャリア
一般職として入社した後は、eマーケティング事業部の前身となる部署(Webセールス部)に配属され、庶務・経理を担当。部内の決算や月次処理、売上計上を経験した後、顧客対応や物流管理も任され、事務系の業務を幅広く経験できました。
転機は2019年。ANAがA380「フライング・ホヌ」をハワイ路線に就航させた年です。「ハワイ関連の商品開発に携わりたい人いませんか?」という募集に、ハワイ好きな私としては迷わず手を挙げたことがきっかけで商品開発チームに抜擢されました。経理業務と並行しながらハワイ関連商品の企画を担当し、自分の興味と仕事が重なった瞬間でした。
現在は総合職に職群転換し、ANA公式ECサイト「ANAショッピング A-style」におけるワイン・グルメカテゴリの商品開発や、国内線機内Wi-Fiサービス「ANA STORE@SKY」の運営管理を担っています。ワインの商品開発では、毎月テーマを決め、ソムリエと試飲会に参加して商品を選定。時には一度に50種類以上のワインを試飲し、マイレージクラブ会員の皆さまにふさわしい一本を探し出します。eマーケティング事業部では、アイディアの発想にとどまらず、仕入れや価格設計、利益目標の設定、販売の仕組みづくりまでビジネス全体を見据えた判断が求められます。さらにこれまでの経験からお客さまからいただくであろうご意見の予測や物流トラブルへの対応力も必要です。事務業務で培ったコスト感覚や現場対応力は、商社ならではの総合的なMD業務を支える大きな強みとなっています。
ハワイのウミガメをモチーフにした『フライング・ホヌ』。ラニ(ハワイ語で空)、カイ(海)、ラー(太陽)の3種類があります。
ある日の仕事の流れ
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8:45
出社
出社したらまず飲み物を買いに行って一息
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9:00
メールチェック
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10:00
売上データ抽出&日報作成
担当商材のワイン、グルメ、@SKYの前日までの売上実績を抽出し、部内報告用資料を作成
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11:00
取引先と商談
ワインの取引先と新商品の豆乳に関して商談を行う
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12:00
ランチタイム
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13:00
制作会社と打ち合わせ
ANA SKY SHOPの誌面制作に関して、校正確認および撮影カットを確認
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15:00
メールチェック
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16:00
社内打ち合わせ
週に1回@SKYメンバーとタスクの進捗状況の共有および課題があればその場で議論
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17:00
新商品のページ確認
月2回の新商品掲載に向けて、商品のマスタ設定確認、ページの校正チェック、特集ページのテスト確認を行う
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18:00
退社
ある日のお休み
夏季休暇を利用して
フランス旅行に行きました
入社してからも旅好きは変わらず、ハワイ、香港、フランスなどを訪れました。写真のフランス旅行はワイン修行も兼ねています。毎月どこかしらへ旅行しています。
商品開発の面白さ
顧客の熱量や期待に応える
商品を届けたくて
この仕事の面白さは、自分が企画した商品が売上に直結し、街中や空港でお客さまが手にする姿を目にしたり、SNSで「かわいい」「欲しかった」といった声をダイレクトに感じられたりすること。BtoBの取引がメインとなる商社においては珍しいのではないでしょうか。
印象的だったのは、ファンを多く持つ著名人とのコラボ商品開発です。商品企画にあたり、ファンのブログやSNSを徹底的に読み込み、熱量の高い“推しへの愛”に触れました。「この期待を絶対に裏切ってはいけない」とデザイナーと細部までこだわり抜いた結果、商品は瞬く間に完売。アクセス集中でサイトがサーバーダウンしそうになるほどの反響に、チームで嬉しい悲鳴を上げたことを覚えています。この他にも、上級ステータス会員のお客さまを対象にしたイベントでは、6万円超のディナーチケットを販売。参加いただいたお客さまから直接ご意見を伺い、次の商品開発のアイディアを掴めました。お客さまの生の声は商品開発の原点。ANAとのネットワークの中でお客さまの期待や想いに直接触れ、それを開発に活かし、品質を追求するプロセスにやりがいを感じます。
ディナー会の様子
印象に残っていること
コロナ禍で発見した
“ANAグループ愛”と全日空商事の強み
航空需要が激減したコロナ禍で、ANAのオリジナルマスクの企画に携わりました。その時、「ANAを応援したいからマスクを買った」という声をSNSを通じて数多くいただき、胸を熱くしたことを覚えています。ANAグループの一員として働けることの使命と責任、その期待の高さを実感できたからです。
また全日空商事の強みを身をもって実感できたのもコロナ禍でした。eマーケティング事業部は航空関連事業が厳しかった環境下において、A-styleの売上で全日空商事全体を支える役割を果たしましたが、これも幅広い事業を展開しているからこそ。危機の中でも新しい価値を生み出せる可能性に満ちた会社だと思い知りました。
世間では「ANA=飛行機」というイメージが強いですが、様々な商品を通じて「こんなANAもあるんだ」という驚きを積み重ね、ANAのファンをもっと増やしていく。その挑戦をこれからも続けていきたいです。